地震が起きてから早一月を向かえようとする4月3日早朝
宮城県岩沼市内の竹駒神社の境内は春とは言えかなりの寒さでした。
祭壇には年老いた女性がただ一人祈り続けていました。
小柄ながらしっかりした姿勢で祈り続けるお姿は何故か私の心に迫るものがあります。
隣で参拝している時も、ひたすら祈り続けていらっしゃいました。
大変失礼ながらお写真を撮らせて頂きました。
どうぞ、ご無礼をお許し下さい。
帰ってから写真の整理をしていて気がついた事は
この方は私達が神社に到着する前から祈り続けていらっしゃったのです。
この方を拝見した時の心に迫ったわけが分かって来ました。
被災者の支援はそれぞれの出来る事をすれば良いのです。
寄付した金額の大きさでもなく、送った物の量でもなく
精一杯の気持ちを込めて祈る事も尊い行為なのです。
心より犠牲者の方々のご冥福をお祈り申し上げます。
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