2007年4月28日土曜日

宝物



写真は事務所の入口に置いてあるポートレートです。 子供が5歳の時に私の誕生日に書いてくれたプレゼントです。訪れた人の感想はそっくりなんだそうです。5歳の子供の心に映った自分なんだと思うと感無量な 気持ちになります。この絵を見るたびに、何時迄も子供の心を忘れない大人であり続けたい、と感じさせてくれる大切な宝物です。

青年

実に39年前、将来デザイナーを目指す若干20歳の若者です。バーミューダにハイソックス・ライティーマドラスのサマージャケットが、かっくい〜ですね。今との格差に只ただ恥ずかしいばかりですが、誰にもこんな人生の 1ページがあるものです。
この頃、友人の影響でリー・モーガン/ディブ・ブルーベック/マイルス・デビス/ジョン・コルトレーン等を聞いたのがジャズとの出会いでした。

2007年4月20日金曜日

蕪の漬け物

スー パーの店先に蕪がならんでた。決めた。お新香!蕪シリーズ第三弾です。今回は全部使って無駄にしません。で、実はスーパーじゃなくて、訳あって秋津駅前の 八百屋さんの店先でした。一緒に並んでいた大根菜も買いました。先日東京に居る親友から手作りの塩を頂きました。伊豆の土肥で作っているそうです。秋津の 蕪と土肥の塩・・・行ける・・・で、ご覧の結果となりました。
八百屋のおばちゃんに、「おばちゃん、塩加減はどの位?」って聞いたら、ちょっと首を傾げて、小さな手を丸めて「ん〜〜〜。こんくらいかな〜」がこんな感じでした。そんな料理って良いな〜って思います。
 

2007年4月16日月曜日

桜の絨毯 (じゅうたん)

昨 日迄、寒かった東京は今日は暖かな良いお天気です。用賀迄、用事で出かけたのですが、砧公園をぬけて歩きました。以前からNYの親友に桜の写真を送ってあ げようと思っていたのでカメラを持って行ったのですが・・・残念ながら時遅し。五分咲きならぬ五分散り状態。まっ!しょうがないか。と歩き始めた地面が桜 の花びらだらけ。何だか嬉しい感じです!エディーマーフィーの星の王子様かなんかで王様が歩く道に花を蒔いていた映画を思い出し、楽しい散歩が出来たので した。そんなわけでまだ寒いNYの親友には桜の絨毯の写真で我慢してもらう事にしました。

2007年4月15日日曜日

ピクルス

スーパーの店先に蕪がならんでた。決めた。ピクルス!仕事が忙しいんで葉っぱのお新香はあきらめよう・・・と言うのが本日。w ダッシュで作れるほどではないけれど僕にはピクルスは、おふくろの味なんです。幼い頃、亡き母が私のピクルスは「砂糖を使わない」 と、言っていたのを思い出します。大人になってからあの味が食べたいと何度かチャレンジしましたがなかなか上手く出来ません。今日作ったレシピはワインビ ネガーと日本酒 1対1 ワインビネガー100ccあたり塩10g の割合。赤唐辛子1/2本ローリエ粒胡椒等は適当で作りました。小さい頃食べたピクルスはキュウリよりもタマネギがほとんどでした。今日はタマネギはもち ろん、蕪やセロリ・人参。明日の朝が楽しみです。上手く出来たら子供に食べさせて、「お父さんのピクルスは砂糖を使わないんだ」と、伝えます。

2007年4月13日金曜日

100%

デザイナーとして生きる上で大切な教訓を頂いた経験が幾つかありました。その一つに、確かこう仰っていたと記憶しています。

『勝野さんな、デザイナーが100%力を発揮して作った商品に良い商品って無いんや。7割8割の余裕を持って作った物のほうがずっと良いものが出来る。気をてらう事がデザインと思っている人がほとんどなんや。』
こ の言葉は、全てにあてはまるのでは無く、その意味を真摯に受けとめる事の出来る者だけにあてはまる言葉だと思いました。オスカー・ピーターソンやチャッ ク・ベリーもレイ・チャールスも人一倍努力したんだと思います。やっている事は凄い事をしているんだけど、努力の結果の余裕があるから、聞く人に押し付け がましく感じさせない。そしてオリジナリティーがあるから色褪せない。デザインも音楽もみんな同じに思います。気をてらわずに心で仕事をする物作りとして何時か迎える最後の仕事迄、そんな仕事を続けていきたいと思います。
デザイナーとして又、人間として尊敬する、ある子供服のアパレルメーカーの経営者の方からの教えです。