2012年2月5日日曜日

東京 松屋

僕は手拭や、陶磁器の古くから有る模様が好きです。
伊万里の里、大河内の窯元に行くと中国から伝わる窯元独自の模様が有ります。
どの窯元もお互いの模様を真似る事はありません。
牛丼でもデパートでもありません。
元禄3年創業の襖に貼る江戸からかみ(唐紙)の専門店
昨年、京都の丸二の京唐紙のサンプル帳が松屋に置いてある事を知って
機会をみて行きたいと思っていました。 
江戸唐紙を使用したのは随分前で松屋さんを訪れるのは久しぶりでした。
京唐紙の文様を堪能した後、改めて江戸唐紙のサンプル帳を拝見しました。
江戸時代から続く絵柄は自由でのびのびとし、微笑ましい優しさを感じます。
一つの模様も波に鶴や小槌をあしらったり、色を変えたり自由です。
豊かな時代背景の中で育んだ独自の文化が耐える事の無いように思いました。
上野・浅草方面にお出での節は是非お勧めしたいお店です。
場所は浅草通り沿い、菊矢橋の信号の手前です。
東京都台東区東上野6-1-3

模様を見た帰り道、江戸時代の文化に触れたくて
池之端の寄せに行きたい気分になります。w



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