2010年10月18日月曜日

先日福島県の桑折町に行った時、半田銀山の跡を見たくて山の中に入って行くと
至る所にこんな立て札が貼ってありました。
あまりに多いのでススキを取りに行くの もびくびくしてしまいます。
先日、山形県で学校に熊が立てこもって猟友会に射殺されたニュースを見ました。
熊は立てこもった訳でもないでしょうに。
去年豊作だったドングリは異常気象の影響か、今年は不作だったそうです。
餌を求めていた熊に死を持って酬わなければならない罪が有ったんでしょうか。
裁判員制度も適用されずに射殺された熊の見になって考えれば
余りに人間の都合と身勝手を感じたと思います。
銃口を向けられた瞬間、熊は自分の死を覚悟できたのだろうか。
熊が哀れに思えてしかたがありませんでした。

ボストンに何度か行った事がありました。
人影の少ない市街地を歩いていると誰かの視線を感じる。
よく見ると街路樹の枝に栗鼠がこちらを見ている。

その時僕は先進国とは そう言う事だと思いました。
自然と人間社会の接点のバランスが取れている事。
若くして射殺された熊の冥福を祈りましょう。

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