2011年1月12日水曜日

三方よし

正月が明けて間もない頃、再び大間々に向かいました。
ここは群馬県みどり市
大間々は古くは江戸時代に近江商人の作った町だそうです。
近江商人には『三方よし』と言う教えがあります。
売り手よし 買い手良し 世間よし
正に現代のwin-winの教えです。
非ゼロ和の教えが江戸時代から理念として教えられた町。
今でも大間々には江戸時代から続く商店が観光の俗化を免れて残っています。
その一つが 三郎商店



天明七年 (1787) 創業の醤油工場は江戸時代から続く風情のある建物です。

昨年初めてこの地を訪れてからすっかり虜になってしまいました。
今回ご紹介するのは 生醤油
スーパーで売っている醤油はもろみを搾った後80度位に加熱殺菌されます。
生醤油は加熱をしない搾っただけの生のお醤油
香りも風味も良く気に入っています。
写真のお煎餅は大間々の醤油を使った草加せんべいです。
普通のお煎餅より醤油の香りが良く格別です。
是非、機会がありましたらお試し下さい。



昨年訪れた桑折町や大間々、日本にはまだまだ良き時代の歴史が残っています。
微力ながら この歴史が次の時代へ保全される事に尽力したいと思いました。

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